フィンランドの2月は、一年の中でも冬らしい景色が特に美しく感じられる時期です。
気温は低く厳しい冬ですが、少しずつ日照時間が増え、昼間は明るくなっていきます。
この記事では、2月のフィンランド・オウルの気候や日照時間、服装、自然の様子についてまとめています。
2月のオウルは真冬で、ほぼずっと氷点下です。
日中でも-15℃前後、寒い日には-25℃近くまで下がることもあり、屋外では顔や手が凍るような冷たさを感じました。
月末に向けて少しずつ気温は上がり、2月26日以降は日中でも-2℃前後まで気温が上がる日もあり、少しだけ過ごしやすくなります。
降水量は少なく、さらさらの粉雪がよく降っていました。
景色はほとんど雪で覆われています。
月の後半には数日間の降雪があり、雪景色がさらに厚くなりました。
乾燥した雪と低温のため、空気中の氷の結晶がキラキラ輝く「ダイヤモンドダスト」もよく見られました。
2月のオウルは、少しずつ日が長くなっていく時期です。
月初のオウルと東京の日照時間の違いは以下です。
オウル
- 日の出:9:00頃
- 日の入り:16:00頃
- 日長:約7時間
東京
- 日の出:6:30頃
- 日の入り:17:00頃
- 日長:約10.5時間
オウルでは朝は9時前後にようやく明るくなり、夕方4時前には暗くなります。
月末になると以下になります。
オウル
- 日の出:7:30頃
- 日の入り:17:30頃
- 日長: 約10時間
東京
- 日の出:06:00頃
- 日の入り:17:30頃
- 日長:約11.5時間
月末には、月初に比べて3時間も日が長くなります。
朝も7時台に明るくなり、夕方は5時半近くまで日が沈まないので、東京の冬と比べても明るさの感覚はかなり近くなります。
次の写真は、2月中旬、日が暮れ始めた17時頃の様子です。
外に出る際は完全防寒対策が必要です。
実際に着ていた服装は以下の通りです。
- アウター:厚手のダウンジャケット
- インナー:ヒートテック、セーターなどの重ね着
- ボトムス:ジーンズの下に防寒タイツ
- 防寒具:手袋・帽子・ダウンジャケットのフード・マフラー
- 靴:ブーツ
手足や顔の露出部分をしっかり保護することが大切です。
ブーツに関しては、気温が低く雪がさらさらのパウダースノーなので、防水機能はあまりなくても問題ありませんでした。
また、地面は踏み固められた雪が多く、氷の割合が少ないため、意外と滑りにくいです。
2月は気温が極端に低いため、ダイヤモンドダストがよく見られました。
景色は乾燥したさらさらの雪に覆われて、積もった雪や空気中の氷の結晶がキラキラ光ってとても綺麗です。
ダイヤモンドダストは写真にはうまく写りませんでした。
空気中の水蒸気が木の枝などに付着して凍結することで、霧氷ができます。
湖は完全に凍り、氷の上には雪が積もって一面真っ白です。
2月5日はフィンランドの伝統的な記念日「ルーネベリの日」です。
この日はフィンランドの詩人ヨハン・ルーネベリを記念する日で、ラズベリージャムとアイシングが乗った「ルーネベリタルト」を食べる習慣があります。
ルーネベリの日については別の記事でまとめています。
2月には「ラスキアイネン」という行事もあります。
そり遊びを楽しんだり、「ラスキアイスプッラ」と呼ばれるホイップクリームを挟んだ菓子パンを食べる習慣があります。
ラスキアイネンについては別の記事でまとめています。
2月にはラップランドの街、ロヴァニエミを訪れ、トナカイ・犬ぞりを体験しました。
雪に覆われた森や凍った川など、フィンランド北部らしい冬の景色を見ることができます。
ロヴァニエミでの体験については別の記事でまとめています。
フィンランド・オウルの2月は真冬で、日中でも-25℃近くになることがあるほど厳しい寒さが続きます。
一方で、日照時間は少しずつ伸びていきます。
地面や湖は雪と氷に覆われ、木々には霧氷が付き、幻想的な景色が広がります。
空気は澄んでいて、フィンランドの冬らしい景色がとても綺麗な季節でした。