もぐらフィンランド記

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フィンランドのメーデー(Vappu)の食べ物|SimaとTippaleipä

フィンランドでは、春の大きなイベントとしてメーデーがあります。

フィンランド語では「Vappu」と呼ばれ、労働者の祭り、春の訪れを祝う行事、そして学生のカーニバルが融合した多面的な祝祭です。

この時期には、「Tippaleipä」という揚げ菓子や「Sima」という伝統的な飲み物が楽しまれ、春の到来を祝います。

この記事では、フィンランドのVappuの文化と、この時期に食べられる代表的な食べ物について紹介します。

フィンランドのメーデー(Vappu)

Vappu(ヴァップ)は毎年4月30日から5月1日にかけて祝われるフィンランドの祝祭です。

中世ヨーロッパの春の祭りに由来し、19世紀末には労働者の権利を祝う日としての意味合いが加わりました。

人々はピクニックに出かけたり、Vappuの伝統的な食べ物を楽しんだりしながら春の訪れを祝います。

また、高校の卒業帽をかぶる文化もあり、特に学生にとって重要なイベントとなっています。

フィンランドの大学生は、イベントやパーティの際にカラフルなオーバーオールを着るのが定番で、Vappu当日も卒業帽とともに街中でお祝いを楽しみます。

さらにメーデーは、労働者の日でもあり、社会的な祝日としての側面も持っています。

5月1日には、労働者の集会、デモ、演説などが行われ、多くの都市でメーデーマーケットなどのイベントも開催されます。

Vappuの食べ物

Vappuでは伝統的に、「Sima(シマ)」という飲み物や、「Tippaleipä(ティッパレイパ)」という揚げ菓子、そしてフィンランドのドーナツ「Munkki(ムンキ)」などが食べられます。

Tippaleipä

Tippaleipäは、鳥の巣のような形をしたフィンランドの伝統的な揚げ菓子です。

生地を漏斗や絞り袋から油に落として揚げて作られます。

「tippa」は“滴”、「leipä」は“パン”を意味しています。

軽くてサクサク、カリカリしていて、甘さは控えめで、粉砂糖をまぶして食べます。

Vappuの時期にだけ見かけるお菓子で、スーパーマーケットやベーカリーでも販売されています。

Sima

Simaは、フィンランドのメーデー(Vappu)の時期に飲まれる伝統的な発酵飲料です。

蜂蜜や砂糖、レモン、水、酵母などを使って作られる炭酸アルコール飲料で、アルコール度数は非常に低いです。

甘みが強く、爽やかな軽い炭酸が特徴です。

家庭で手作りされることも多く、レーズンを加えて作られることがあります。

市販でもさまざまな種類やブランドのシマが販売されており、ノンアルコールのものもあります。

まとめ

フィンランドのVappuは、学生と労働者を祝う特別な日です。

人々は、伝統的な食べ物を楽しみながら、春の訪れを祝います。

Tippaleipäは素朴でやさしい味のお菓子で、Simaは甘く爽やかな発酵飲料でした。

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