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もぐらフィンランド記
フィンランド・オウルの湖|冬のブルーモーメント
夜明け前と日没後、世界が青色の光に包まれる時間を「ブルーモーメント」と呼びます。
フィンランドでは青色が特に深く、雪が光を反射して、世界全体が青く染まることがあります。北欧らしい幻想的な自然現象です。
この記事では、フィンランド・オウルの湖で撮影したブルーモーメントの写真と一緒に、その魅力を記載しています。
ブルーモーメントは、夜明け前と日没後に空が深い青色に染まる時間帯を指します。
フィンランド語では「Sininen Hetki(シニネン・ヘトキ)」と呼ばれ、冬の風景に独特の雰囲気を与えます。
光は色によって散らばりやすさが異なります。青い光は空気に当たると散らばりやすく、赤い光は散らばりにくい性質があります。
昼間は太陽が高く、赤や黄色などの光も散らばるため、空は白っぽく明るい水色に見えます。
一方、ブルーモーメントのときは太陽は地平線の下にあり、直接の太陽光はほとんど届きません。そのため、散らばりやすい青い光が多く目に入り、空は昼間より深い青色に見えるのです。
また、フィンランドは緯度が高く、太陽が浅い角度でゆっくり沈みます。そのため、ブルーモーメントが比較的長く続き、空全体が均一な青色になりやすい傾向があります。
さらに、冬は雪がその青色を反射することで、世界全体が青色の光に包まれているように感じられ、幻想的な景色が生まれます。
1月31日、日没時間は15時55分でした。日没から約20分後のオウルの湖は、青色のフィルターをかけたみたいに見えました。
西の空にはまだオレンジ色の光が残っています。
凍った湖の上に雪が積もり、青い光が下からも反射して広がっています。