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もぐらフィンランド記

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フィンランドの寝台列車VR|ロヴァニエミ→タンペレ

3月に、ロヴァニエミからタンペレまで、フィンランドの夜行列車VRで移動しました。
夜に乗車して朝に到着するため、移動と宿泊を兼ねることができます。

この記事では、寝台の様子や車内設備についてまとめています。

VRについて

VRとは、フィンランドの国鉄にあたる鉄道会社です。

国内の主要都市を結ぶ中長距離列車を運行しており、日本でいうJRのような存在です。

VRの列車には、通常の座席のほかに食堂車や寝台車両もあります。

予約・乗車方法

VRの長距離列車は基本的に全席指定となっており、事前に予約が必要です。
予約は公式サイトや公式アプリから行うことができます。

VRの列車は予約時期によって価格が変動し、早めに予約するほど安くなります。
特に寝台列車は価格差が大きいため、早めの予約がおすすめです。

フィンランドの駅には改札がないので、そのままホームに入り列車に乗車します。
指定された座席や寝台を利用し、乗車後にスタッフが回ってくるので、予約時に発行されたQRコードを提示します。

主な列車の種類

Commuter Train

近距離や都市圏を移動する列車です。
自由席のため事前予約は不要で、日本の普通電車にあたります。

InterCity

都市間を結ぶ長距離の昼行列車です。

Night Train

長距離の夜行列車で、ベッド付きの個室を利用できます。
ヘルシンキやトゥルクとロヴァニエミを結ぶ寝台列車は、「サンタクロース・エクスプレス」と呼ばれます。

Pendolino

高速タイプの長距離列車です。
カーブでも速度を落とさず走行できる構造で、都市間を速く結びます。

Night Train(寝台列車)

Night Trainでは、通常の座席と寝台の個室を選ぶことができます。
寝台の個室は、専用のトイレとシャワーの有無によって大きく2種類に分かれます。

2名用キャビン(シャワー・トイレ共用)

1階にある2名用キャビンは、シャワーとトイレは共用です。

主な設備は以下の通りです。

  • 2段ベッド(毛布、枕付き)
  • フェイスタオル
  • 洗面台
  • コンセント2つ
  • 無料Wi-Fi

トイレとシャワーは廊下にある共用設備を利用します。

各個室にはカードキーがあり、シャワー用のカードキーも室内に用意されています。

また、隣接するキャビン同士をつなげて利用することも可能です。

2名用キャビン(シャワー・トイレ付き)

2階にある2名用キャビンは、個室内に専用のシャワーとトイレが付いています。

主な設備は以下の通りです。

  • 2段ベッド(毛布、枕付き)
  • シャワー
  • トイレ
  • バスタオル
  • コンセント複数
  • 無料Wi-Fi
  • 全身鏡
  • カウンター

各個室にはカードキーがついています。

その他キャビン

このほかにも、バリアフリー対応のキャビンや、ペット同伴可能なキャビンもあります。

2名用キャビン(シャワー・トイレ共用)の様子

今回、ロヴァニエミ→タンペレの移動では、シャワーとトイレ共用の2名用キャビンを利用しました。

キャビンはコンパクトですが、寝るだけなので十分でした。

荷物は個室に置くこともできますが、共用の荷物スペースや荷物車を利用することもできます。

洗面台の水は飲用ではないため、歯磨きなどにも使用しないよう注意書きがありました。

その代わり、ペットボトルの水が2本用意されていました。

今回はシャワーは利用していません。

料金

シャワーとトイレ共用のキャビンは、専用シャワー・トイレ付きのキャビンよりも安価に利用できます。

今回、ロヴァニエミ→タンペレでの料金は1部屋269€(当時のレートで約5万円)でした。

この日はかなり高めの値段になっており、ピーク料金に近かったようです。

安い時期には、一部屋約50€で予約できることもあります。

クリスマスシーズンは高くなりやすいようですが、3月になぜこれほど高かったのかは、よく分かりません。

また、料金はキャビン単位で設定されており、1人で予約する場合でも1部屋分の料金が必要です。
他の利用者と相部屋になることはありません。

感想

振動や音はありますが、とても疲れていたので問題なく眠れました。
室内の温度も適切に保たれており、快適でした。

Night Trainでも、座席車両ではずっと照明が点いたままです。
そのため眠りにくく、長時間の移動では疲れやすいです。
その点、寝台キャビンでは横になって休めるため、移動がかなり楽でした。

1人で利用する場合は割高になりますが、2人で旅行する場合などは特におすすめです。

定刻通りに運行され、ロヴァニエミを夜21時頃に出発して、タンペレには朝5時半頃に到着しました。
窓からは雪の残る森や町の景色が見え、寝台列車での旅行は新鮮で楽しかったです。

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